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雪の餘部。
2008/12/5〜6
また雨。今年の冬もあまり雪は期待していないが、一応予報では雪マークがあったので、現地で雪を待つ。
本当に降るのか?と疑い始めた頃、
白い塊が落ちてきた。結構な大きさで、翌朝まで続けば銀世界を期待できる。
未明の餘部。
結構降ってる・・・。
夜が明けてもやまない雪は、視界を遮るほど。
目の前の山や、マムシ谷が確認できないほどの吹雪の中、静かにトンネルから顔を出した列車。
白い鉄橋。時折、雪は勢いを弱めても、また吹雪となる。
雪の餘部は本当に静か。音が響かない。
ここに居たら、鉄橋を渡る列車にも気づかないほど。危うく撮り逃すところだった。
よし、今だ!
雪がやんだ瞬間を見計らって、再び田んぼへ向かう。
通過直前にまた降りだし、結局この後また吹雪に・・・。
ピントが合わない。
吹雪の餘部を、こっそりとはまかぜが通過する。
いつもの轟音はそこにはない。静かに静かにやってくる。
帰り際、ちょっとだけ晴れてきた。
また雪は解けてしまうようだ・・・。
雪が降っていたのは餘部界隈だけで、城崎、豊岡ではほとんど積雪は無かった。