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キハ27  ミッドナイト

 


函館と札幌を結んだ、まだ鉄道が元気で活発だったころのお話です。


ミッドナイトを製作していくわけですが、そもそもキハ27の製作をしなければならないという苦しい状況。
早く製品化すべきです、はい。

こんなにもバリエーション展開できるのに、のうのうと見過ごしている某メーカーさん、協力しますよ?

(あまり調子に乗るな)
というわけで、誰も製品化してくれないので、キハ56をぶった切って、キハ28と接合します。

車体を分断し、キハ28の運転台と後位ドア付近、キハ56の窓の3ブロックを接合する方法と、キハ56の窓部分のみをコの字に切り出し、キハ28に接合するという2つの方法をとってみました。
結果的にはコの字型に切った方がやりやすかった気がします。

微妙に肩のRが違うので、接合しにくかったです。
画像は窓付近のみをコの字に切り出して接合したやり方です。

501・502に関しては更衣室?が設けられているので、後位から2番目の窓を小さくします。
551・552に関しては前位ドア、戸袋を撤去、一番後位の窓も埋めます。
あと、給水口も。
キハ28が種車なので、タイフォンが異なります。
キハ40のパーツがハマるように改造します。
サフで下地処理。
いい感じです。
グリーンは緑14号っぽいですが、写真によってバラバラ。
まだデジカメなど普及していない時代なのか、すべてフィルムの資料ばかり。
色褪せていたり、露出が変だったり。

まぁ、いちいちフィルム写真をアップしてくれるだけで感謝なのですが・・・
白も色の特定ができません。
雰囲気重視です。
最後にピンクを吹いてやります。
あ、前面もね。
はい。
ん~気持ち悪い(笑)
屋根はクーラーを全撤去、平滑化しています。
ロゴと車番は自作インレタ。
大量に余っていますので、ほしい方は連絡ください。

前位には明かり取りの窓のようなものがあるので、バルディローズのサボパーツで再現。
削って無くなったサボも同じくパーツで復元。
501番の方です。
前ドア撤去がない分、楽でした。
この小窓はなかなか厄介でした。
実物はハメ殺しになっていたのかな?
そうすると、下のサッシはいらないなぁ・・・
ヘッドマークはキハ56の「なよろ」の上からシール貼り付けています。


2017/12/4
久々に長い文章書いて疲れた・・・
ミッドナイトといえばこいつのイメージ。
ようやく製作できました。
資料が非常に少なくなった今、このルーバーはまだしも、反対サイドの写真を見つけるのに苦労しました。

ルーバーはエッチング。
札幌と函館間の輸送を、バスに対抗するために金を惜しまず使い、アイデアを出し、鉄道が元気だったころのお話でした。
除雪の厳しさがゆえに、経営も逼迫。
そりゃそのはず。
単独維持なんて、おかしな話なのです。
がんばれ北海道。

2018/2/19

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