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2008/5/3〜4
昨年の訪問からちょうど一年。今年もGWに餘部へ行くことが出来た。
夜明けと共に餘部に着いた、午前5時頃。列車は来るはずがないが駅へ行ってみた。
一年前の今日、当たり前にそこに存在したあの景色は存在しなかった。
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2008/1/14 |
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鉄橋の真下も、ズタズタになってきた。見慣れた家屋はとっくに解体済みだった。 |
でも、見上げればいつもと変わらない景色がそこに待っていました。
太陽の光に照らされて、いっそう目立つ94年の証。
作業用ライトをつけられ、橋脚をぶち抜く形で通路を設置され・・・。
それでもまだ生きています。 |
ロマン号の人気も、だんだんと低下。空気輸送とまで言われる状態にまで、散々な乗車率になってきた。
夏の運行はあるのだろうか?そして、エーデルはいつまで生きているのだろうか。
いっそ、乗るより『撮る』ですか?
学校の鯉のぼりは、ちょっと元気が良すぎたみたい・・・。
大勢の撮影者が集まった田んぼからのカット。鯉のぼりもそれなりに泳いでくれた。
増結7両は大迫力。 |
海からの風に泳がされ、気持ちよさそう。
忘れちゃいけないはまかぜ。
お昼のロマン・はまかぜは久々に漆に登ってみた。9ヶ月ぶり。
トンネル付近の伐採跡はそれなりに隠れた感じ。
2007/8/17 伐採直後
あの頃はこの光景に唖然としたような愕然としたような・・・そんな曖昧な記憶があります。
こうして、一年の間に大きく変化してしまった余部鉄橋周辺の環境。
それでも、まだまだ鉄橋は生きています。毎日、海からの潮風に耐えながら列車を通しています。
残念ながら、橋脚を貫通する形で旅客通路が作られたりと、多少残酷な光景も見られ、駅のお立ち台も閉鎖されました。
あと一年少しの命のこの鉄橋を、最後の最後まで全力で撮影してやることが自分の出来ることかなと、小さいコトながら再確認できました。
さて、夏にも元気な君に会えますか?